2011年9月24日 (土)

蜷川幸雄演出『身毒丸』2011年9月12日ソワレ/梅田芸術劇場シアタードラマシティ

遅くなりましたが、感想です。

藤原竜也が15歳でデビューしてからず〜〜〜っと演じ続けてきた『身毒丸』。

何度も再演されてきたけど、15歳の時にやってた『身毒丸』ほどすごいものはなかったと思ってる私。

そして、『身毒丸』はわたしにとって、演劇の世界に嵌ってしまったきっかけとなった作品で、どんな作品もこの舞台を観た時の衝撃を塗り替えることができないくらい今でもわたしにとって特別な作品です。

キャストが新しくなると聞いて、「観たい」と思ったと同時に「はぁ。。。寂しいな。。。」と思ってしまいました。

わたしにとっては15歳の藤原竜也が演じるしんとくが『身毒丸』だから。

でも、そんな過去にとらわれてはいけないですよね。

新しくなるからには、それを楽しまないと勿体無いです。

ちょっと今までの身毒丸とちょっと違っていたので、感想は一応隠しておきます。

あ、そうそう。

劇場でたら、遙洋子がいてました。

観に来てたみたいです。

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2011年8月24日 (水)

実は…

行ってきました。

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2011年8月13日 (土)

劇団☆新感線『髑髏城の七人』2011年8月12日/梅田芸術劇場メインホール

お盆明けにアップ予定だったのに、感想書き始めたら止まらなくて、一気に書けてしまいました

わたしのツボを刺激しまくるキャストで実現した7年ぶりの『髑髏城の七人』観てきました。

ネタバレありなので隠します。

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2011年4月17日 (日)

『港町純情オセロ』2011年4月16日(日)18:00~シアターBRAVA

今日のソワレ観てきました。

始まったばかりなので感想は隠します。

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2010年12月26日 (日)

『ジャンヌ・ダルク』2010年12月26日(日)13:00〜梅田芸術劇場メインホール

今日は、梅田芸術劇場で『ジャンヌ・ダルク』を観てきました。

堀北真希ちゃん主演の作品です。

期待してなかったのですが、なかなか面白かった。

飽きさせない展開は、演出の力か脚本の力か…。

舞台装置も見た目2ヵ所穴があいたつり橋みたいで、とてもシンプルなものだったのですが、それが持ち上がるだけで様々に表情を変えます。

舞台装置担当は誰やろ〜。

パンフレットは買いませんでしたが、ハードカバーできれいな装丁でした。

130人のキャストで大迫力と打ち出してましたが、確かに大人数で観客席の間を走り回るとすごい臨場感があります。

真希ちゃんは、可愛い!顔小さい!細い!

インクランドの兵士に捕らえられてからが小学生がいたぶられているようで痛々しかったです。

ジャンヌダルクと言えば、数年前の松たか子の『ひばり』を思い出しますが、年齢も違うし、芸歴も違うけど、わたしはやはり松たか子版が好きです。

ジャンヌの女性的な所、少年ぽい所、勇ましい所、繊細な所、多面性を持ったジャンヌだったと思います。

伊藤英明君は、テレビや映画では度度観てましたが、舞台は『パコと魔法の絵本』をWOWOWで観て以来なので、かなりご無沙汰。

『パコと魔法の絵本』の時は、特別よい印象はなかったのですが、それ以上に共演の長谷川京子が受け付けなくて。。。

話はいい作品だったのになあ。。。

今回の伊藤英明君はまずまず良かったです。

王としての威厳や苦悩があまり感じられないのだけど、シャルルはああいう感じでいいのかな。

ちょっと脱線しますが、塩谷瞬君久々に見ましたが、一瞬フィギュアの高橋大輔君かと思いましたよ。

超似てました。

休憩と公演後にチケット販売してたので覗いてみたら、モーツァルトもサド公爵夫人も我が友ヒットラーも結構良い席売ってました。

買おうかと思ったけど、持ち金がなく断念。。。

モーツァルトは会場が広いから余ってるのは不思議ではないのですが、サド侯爵夫人も我が友ヒットラーはどちらもジャニーズ舞台なのに空席がいまだに残っているのが不思議でした。

さて、この作品で今年の観劇は最後です。

サダヲちゃんの見納めに大人計画の『母を逃す』を観ればよかったとちょっと後悔しています。

来年のチケットはまだ取ってないけど、日程近くになってまだあきがあったらいく感じになると思います。

年明け早々じゅんさん主演の新感線プロデュース公演『港町純情オセロ』のファンクラブ先行予約が始まるので、これは絶対取りたいです。

2010年12月 5日 (日)

『鋼鉄番長』/2010年12月5日(日)12:30~シアターBRAVA!

今日は、劇団☆新感線の『鋼鉄番長』大阪公演千秋楽でした。

バリから戻ってきてからすっかり風邪ひいてしまいました。

というか、バリに居てたときから「なんかやばいな~」って感じだったのですが、戻ってきてスイッチ入ってしまいました。

気候が全く違いますからね。。。

劇場前にそびえ立つポスターはもちろん2号バージョン。

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めずらしく、1回だけの観劇です。

いや~。

まじで面白かったわ。

前回のネタモノ『犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート』(長っ!)を観たときは、勝地君の才能を見つけられたのが収穫だったけど、さほど面白いと思わなかったのですが、今回は最高に面白かった。

やっぱり1回じゃ足らないなあ。。。

兜鋼鉄役の三宅さん、アンダースタディとは思えないくらいでした。

実は、この三宅さん、当初はお客さんとして『鋼鉄番長』の東京公演をご覧になってて、その数日後にオファーがあったとか。

びっくりしただろうな~。

数日の間に、台詞や動きを入れて、作中に出てくる映像もポスターも撮り直し、徹夜徹夜だったんだろうな~。

最後のカーテンコールでは両手を高く上げて心からの拍手を送りました。

年末にはグループ魂でライブか。。。

プロ根性を見せていただきました。

頑張ってください。

劇中に出てきたネタは覚えきれないくらいでした。

沢尻えりか、スケバン刑事(懐し…)、假屋崎さん、東方神起やヨン様など韓流ネタ、小島よしお、アバター、ジブリネタ(めちゃ多かった)、布団たたきおばさん、(業界のタブーというほどでもなかったけど)電通ネタも出てきてました。

あと、時事ネタ(と言っていいのかわからないけど)として、海老蔵の「灰皿でテキーラ」ネタとか、神田正輝ネタも。

『蛮幽鬼』の時も、市原容疑者が南港で捕まったこともいち早くネタにして観客をビックリさせてたし。

期待を裏切らない劇団です。

古田さんのお腹がスッキリしててびっくりしたのですが、それさえもネタに。。。

「納豆の開発が成功した」って感じで灰汁音くんが乗り込んでくるシーン、先日あった特番で練習風景が映ってましたが、いのうえさんが「うわ~やった~!」みたいな積年の夢が叶って満足気な表情して演出してたのを思い出してしまった。

ま、「そういう夢を見ました」ってオチだったけど。

小声で「そういうオチかよっ」と突っ込んでしまったではないの!

久しぶりに腹の底から笑えました。

今のわたしに足らないのは「笑い」だなあとしみじみと思いました。(しみじみ思うことではありません)

千秋楽恒例のお煎餅、無事いただけました。

最初全く来ないし、来たかと思ったら手前で終わり、煎餅配る人も舞台に戻っちゃうしで、ガッカリだったのですが、前で余ってた人の分が回ってきたのでいただくことができました。

回してくださってありがとうございます。

これ、絶対もらえない人いるよな~。

出口で配ってくれえる方が絶対もらえると思うんですけど。。。(盛り上がらないけどね)

今回のパンフレットは公演パンフレットと新感線の歴史を振り返る時極表なるものの2冊セットでキラキラなカバーついて超豪華版。

この装丁で3000円は安いです。

じっくり読ませていただきます。

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三宅さんもすっごくよかったし、大満足だったのですが、パンフレットを見ると、やっぱりじゅんさんとなるしーでも観たかったなあと思っちゃうのでした。

じゅんさんの次の作品は、ヒロインが好きではないけど…、絶対観に行きますよ。

2010年11月14日 (日)

『じゃじゃ馬馴らし』/2010年11月13日(月)13:00~シアタードラマシティ

蜷川さん演出のオールメールシリーズ『じゃじゃ馬馴らし』を観てきました。

蜷川さんの舞台は久々です。

前回のオールメール『から騒ぎ』も観てなかったし。

たいした感想ではないですが一応隠します。

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2010年10月15日 (金)

『シダの群れ』/2010年10月11日(月)13:00~シアターBRAVA

サダヲちゃん目当てでチケット取りました。

評判がいまいちだったので、期待してなかったのですが、面白くなかった~~。

サダヲちゃん、風間杜夫、江口洋介、小出恵介、伊藤蘭、江口のり子…とすごいメンバーそろえていたわけですが、この脚本なんだ。。。といったのが正直な感想。

ああ、最近舞台みてもあまり面白いのに出会わないなあ。。。

『シダの群れ』の代わりに平成中村座にすればよかったかなぁ、と真剣に思ってしまいました。

けど、入場の際に、ペンライト(パキッと折って使うもの)を手渡されていたので、カーテンコールのときに、観客みんな一斉につけたら、暗い観客席が一気にきれいになりました。

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キャストの皆さんへのサプライズと書いてましたが、狙い通り驚いておられました(笑)

お隣の席のカップルが使い方をしらなかったようだったので「やりましょうか?」と言ったら「お願いします」と渡されたので、2本ともパキッと折って差し上げました。

使い方わからないと、折るなんてわからないよね~。

その日家に戻って何気なくテレビみてたら、『笑っていいとも』の生放送に小出くんが出てきてて、驚きました。

あれから東京に戻って生放送のお仕事だったんですね。

お疲れ様でした。

それにしても消化不良。

最近、いろんなものに関してぱっとしませんわ。

こういうときは何をしてもうまくいかないし、うまくいっていたとしても気づかないものです。

「人生全て順調に行っている」とはよくいいますが、やっぱりこういうときはなかなかそうは思えないものです。

でも、いつか絶対にそう思える日が来るのでしょう。

自分の人生を生きていくのは自分です。

何をあきらめても、自分自身だけはあきらめてはいけないのです。

『食べて、祈って、恋をして』じゃないけど、ちょっとの間だけ海外へ脱出したい。

2010年9月25日 (土)

地球ゴージャス『X-DAY』/2010年09月23日(木)13:00~シアターBRAVA

久々の観劇です。

地球ゴージャス『X-DAY』観に行ってきました。

ちょっと簡単に感想を。

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2010年8月11日 (水)

ジョン・ケアード版『キャンディード』/2010年06月25日(金)13:00~帝国劇場

だいぶ前に下書きに残しておいたものを掘り起こして、続きを書いてようやく公開できます。

ふぅ。。。

ネットで見てても、亜門版とジョン・ケアード版は比較されていますね。

WOWOWでやってたものをみた感想はコチラ>>

この『キャンディード』初演の時からいろいろ改定されて、バージョンが何個かあるようなのですが、ジョン・ケアード氏は原作に近いものを演出したとどこかにかかれてました。

なので、亜門さんバージョンと比べると「あれ?こんなシーンあったか?」「あれ?あのシーンがない…」と思うところがチラホラ。

紆余曲折あったキャンディードが人生について悟るシーンがあるのですが、これが全く違うので、観てて戸惑いました。

亜門バージョンでは、農園を営む質素な感じのおじいさんが、キャンディードに生きていくことと労働の意味を語って、キャンディードはいかに自分が愚かかを悟ります。

ジョン・ケアードバージョンは、「昔王であったが今は王ではない」亡霊が出てきて、昔は立派な肩書きがあった人がそうでなくなった時の、自分自身の人としての価値や人として生きている意味を語るシーンで悟るようになっていました。

どっちがいいとかは言いにくいのですが、わたしはおじいさんの方が素朴な感じで好きかなあ。

そのおじいさんがまだ出てくるのかと思っていたら、最後の歌になってたので、「あれれ?」という感じで終わってしまいました。

キャストは、亜門バージョンのアッキーがオペラっぽい歌い方きつそうで見ててかわいそうになってしまったのに対して、芳雄君はあっさり歌ってたので、この歌ってこんなあっさり歌えるのねと驚いてしまいました。

演出の違いでしょうね。

亜門版のほうが最後の曲は重厚な感じで耳に残りました。

キャストはジョン・ケアード版のほうが洗練されてた気がします。

亜門さんの場合は、ホリプロ主催だからその影響でいろんな人が混ざってたから(笑)。

東宝ですから、そんな間違ったキャストはしてきませんね。

統一感がありました。

キャンディードとは「純真」というような意味があるらしいのですが、30歳でも純真に見える芳雄君は反則ですな。

新妻さん、あんなに歌える方だとはしりませんでした。

心からお詫びしたいと思います。

お姫様(お嬢様?)なのに、戦争のせいで身寄りをなくし、娼婦みたいに扱われ、いろんな男の愛人になって生き伸びます。

自分の高貴な出自から自分の生き方が許せないと思いつつも、「きれいなもの好き」「お金大好き」みたいな感じの歌を歌うシーンがあるのですが、この歌本当に難しいと思うんです。

時にか弱い女性として、時に汚くたくましい女性として歌い上げないといけないし。

ミュージカルの人が歌えるわけないじゃんと思ってたのですが、とんでもない!!

すんごい迫力で、鳥肌立ちました。

これを聞いた男性は「うわ~~~。可愛い顔して女ってすげ~~~!!!」と思うと思うんですよ、きっと(笑)

新妻さんの歌が終わった後めちゃめちゃドキドキして、大きな拍手を送りました。

市村正親さんのヴォルテールとパングロフ先生はステキでしたが、なんか物足りなさを感じてしまいました。

なんでだろう。

楽天主義反対の人でいかに楽天主義がばかげているかを表現したくて『キャンディード』を書いた作家のヴォルテールと、楽天主義者を説いているパングロフ先生を1人で演じたのがムリがあったのかなあ。。。

見終わったあともずっと考えてたんですが、いまだによくわかりません。

舞台美術はジョン・ケアードの方が洗練されてた気がします。

宝箱が何個も入れ子になってて(マトリョーシカ?)、それがいろんなシーンで椅子になったり、ベッドになったり、馬になったりいろいろなものに使われるんです。

小道具使いが面白いなあと思いました。

2人の演出家の比較になりましたが、どっちが面白かったといわれると困る感じです。

演出のわかりやすさとか歌い方とかは亜門版が好きだったし、キャストと舞台美術はジョン・ケアードだし、どっちもいい所があり、納得いかないところありって感じでした。

松さんの『ジェーン・エア』もジョン・ケアード演出でしたよね?

『キャンディード』もWOWOWでやってくれるといいのになあ。

というか、この際2バージョンとも放送してほしいです。

そういえば、『モーツァルト』大阪でありますね。

アッキーご出演でないので、芳雄君のアマデウス観たいなあと思うのですが、その頃どこで何をしているかわからないので悩んでいます。

先行始まっちゃってるし。

行けると決まったら、当日券並ぼうかな。

プロフィール

  • *Name*
    こまち
  • *Hobby*
    観劇(蜷川幸雄氏、劇団☆新感線、野田地図中心)、映画鑑賞、美術鑑賞、ハンドメイド、クッキング、ネットショッピング
  • *My favorite actor*
    高橋洋、藤原竜也、勝地涼、古田新太、阿部サダヲ、橋本じゅん、早乙女太一、市川染五郎、竹野内豊(みなさん役者として尊敬してます)

観劇予定


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