10年以上経ってわかったこと
大学の卒業旅行でヨーロッパ7カ国回ったのですが、その中でパリでちょっとすごい経験をしました。
地下鉄のとある駅で行きたいところに行けず、同じところをぐるぐると回って疲れきってフラフラと歩いていたことがありました。
友達と「どうしよ~」と困り果てていた時、だだだ~と10人以上はいそうな警官みたいな人達が銃を構えて私達に近づいてきたのです
その時は疲れきってて「何これ~」とスルーして、近くにいた駅員さんみたいな女性に、道を聞いてその場を離れたのですが、今思えば恐ろしい出来事です。
あのままつかまってどっかに連れて行かれる可能性もあったというか、そういう雰囲気になってもおかしくないというか。。。
ず~っとあれは何だったのかと思い続けてきたのですが、今日判明というか「もしかしたらそれかもしれない」ということがありました。
いつもよく行くご飯屋さんに行って食事していたのですが、他のお客さんがいなくなって、その店のオーナーとわたし2人になって色々話していたら、その人がパリに留学していたという話になり、「そういえばわたし、パリでこういうことありました」と、上の話を切り出しました。
で、「それって何年前ですか?」と聞かれたので、「10年以上前ですよ」と答えると、「オウムのサリン事件の後じゃないですか?」と聞かれて、「そうです」というと、「じゃあ、オウムと思われたんだと思いますよ」って。
は??って口ポカ~ンになってたら、ちょうどオーナーさんはその頃パリ留学してたらしいのですが、あの頃パリではオウムのテロが大きく報道されていて”日本=オウムのテロ”という印象が強くあって、日本人が警戒されていたようなのです。
何じゃそれ、まじでか~~~~とびっくり。
つうか、そんなん気をつけろなんて添乗員さんから聞いてないです
じゃあ、わたし達はテロリストに間違われてたんかよ。
「でも、どこにも連れて行かれなかったですよ」っていうと「観光地図持って道聞いてるし、見るからにありがちな日本からの観光客だったから、違うと思われたのかもしれないですね~」って。
なんか、納得いくようないかないような。
それにしても、テロリストに間違われるとか怖いわっ
言葉通じない国でつかまっちゃったらどうしたらいいんですかね。
なんかあほらしい話です。
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