直ちに
最近よく聞く「直ちに健康に影響が出るものではないので、冷静な対処をお願いします」の言葉。
直ちに影響はないかもしれないけど、10年後はどうなんでしょう?と私は思うのです。
放射線の恐ろしさは内部被曝によるものです。
それは時間をかけてじわじわ来るものだったりします。
基準より明らかに少ないとか、基準より高いけど基準値が低すぎるから安心してくださいとか言うてるけど、そんなんでクリアになってしまう法律で定められた基準値ってなんなんでしょう。
基準値はなんらかの理由があって設けられたもののはず。
どんな状況でも、法で定められた基準値を「基準が厳し過ぎるから」という一言でなかったことにしてしまえるなんて、法律が破綻しています。
あと、よくテレビでやってる1年にあびていい放射線量と原発周辺地域での一時間あたりの放射線量との比較。(他にCTの放射線とかも出てきますが)
あれも正直お話にならないと思うのです。
学校で習いませんでした?
比較するなら単位を同じにしろと。
1年あたりと一時間あたりの量を比較して、「安心してください」なんて愚の骨頂だと思うのです。
一時間あたりの放射線量に24(時間)×365(日)=8760をかけて、もしくは1年あたりの放射線を8760で割ってようやく比較することができるようになるのです。
はっきりとは言いませんが、ある場所の放射線量は1年あたりの放射線量を8760で割ったもの(つまり、一時間あたり当たってもいい放射線量の平均値)より上回っていました。
それを「ずっと外にいる訳じゃないから」「裸でいる訳じゃないから」とか言ってごまかすのは、国民を騙していると思うのです。
だから政治家やマスメディアは信じられないのです。
パニックを起こさないようにとか言うのは理由になりません。
何を守らないといけないのか、誰のために働いているのかと言うことを考えたらそんなことは言えないはずです。(マスメディアはスポンサー様のためか…)
そんな事を考えていたら、とある大学教授のHPで同じようなことがかかれていました。
一昨日のたけしと安住アナの番組でたけしが同じ事を「安全」とのたまう教授にオブラートに包んで言ってました。
気づく人は気づくのですね。
そして、危険な現場で命を賭して作業をしてくださっている方々、本当にありがとうございます。
こういう勇気のある方々がいるから私達は生きていられるのだと思います。
日本を守っている人達をかつて「暴力装置」と呼んだ左巻きな元弁護士議員は土下座してほしいものです。
更に、ハイパーレスキュー隊に対して脅しを入れた某大臣も。(都知事が抗議して首相が陳謝したようですが)
あなた達は日本を守るために何をしてくれました?
村山内閣もそうでしたが、左巻きな政党が与党になるとろくなことが起こりません。(村山内閣の時はサリン事件と阪神大震災)
とにかく、作業してくれている人達の努力が報われる結果になってくれますように。
« なんで~ | トップページ | 金子みすゞ『こだまでしょうか』 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- お引越し(2011.10.22)
- このデザインにしてから…(2011.10.13)
- 引越しするかも?(2011.10.07)
- 美容院に行ってきました。(2011.10.02)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
よく言った。私もそう思います。
ただ、自分で何もできないのはくやしいです。
投稿: ninjin_m | 2011年3月22日 (火) 22時46分
ninjin_mさん>
ありがとうございます。
放射能に関しては、「これだけなら大丈夫ですよ」とか言われても、放射能にさらされている人というのは、空気だけじゃなくて、食べ物も飲み物も全て放射能が含まれている環境にいるわけで、足し算していかないといけないので、一つだけとりあげて「大丈夫です」なんてよう言うわって感じです。
後半の閣僚批判は、日本人誰もが思ってることだと思います。
投稿: こまち | 2011年3月23日 (水) 19時33分
学校で習った食物連鎖の最後が人間、少しづつためてやっぱり濃縮されて水俣病の様に後でわかる、そんな世界が数年後に現実にあるかも知れない事が恐ろしいですね。
投稿: ninjin_m | 2011年3月23日 (水) 23時55分
ninjin_mさん>
たしかにそうですね。
想像したくないですが。
そんな後々国や東京電力が保障してくれるのだろうか?と思います。
命をかけて作業している方が高放射能で被曝したとのこと。
とても心配です。
投稿: こまち | 2011年3月24日 (木) 20時34分