映画『おくりびと』/2008年12月1日(月)
もっくん(わたしはこう呼んでた世代です)が元チェロ奏者の納棺師を演じた映画です。
前から観たいと思ってたのに、タイミングを逃して観れてませんでした。
1週間限定大阪暮らしを満喫しようと思って、映画の日だったこともありなんばパークスシネマに行って観て来ました。
あらすじを説明するのは面倒なので(^-^;)、公式HPをご覧ください。
職場の人が観て「泣いた」と言っていたので、期待して行ってきたのですが、これは「泣けた」なんてものではありません。
「大泣き」でした。
映画館ではハンカチとティッシュペーパーのダブル使いでしたよ…(´;ω;`)
こんなに泣いたのは久しぶりかもしれません。
両手いそがし~って違うか…
泣けるといっても悲しいのではありません。
心が温まって泣けるのです。
死生観(個人によって細かく複雑だとは思いますが…)、死の尊厳、家族の絆、愛…。
全てが優しくて切なくて、心が温かくなるんです。
大切な人とのお別れは悲しいけれど、生きていれば絶対避けることができないものです。
去っていく人は自分の死をもって、残された人に「愛」の大きさを気づかせてくれます。
だから、こうやって温かく愛を込めて送ってあげられたらいいな、わたしもこうやって送られたいなと思いました。
このようなシンプルで上質な作品が世界で認められるのは日本人として誇りに思いますね。
賞をもらえればいいというわけではないけど、やっぱりそれだけ「共感」してくれた人が世界中にいるということだから。
とりあえず驚いたのは、この作品の発案者がもっくんだということ。
彼が感じた納棺師という仕事への敬意と彼の奥深さが現れているなあと思いました。
この作品に使われている音楽は聴くだけでわかる、久石譲でした。
けなしているわけではなく、映画の世界に観客を優しく誘ってくれます。
メインテーマのさわり聴くだけで泣けそうだ~~!!(´;ω;`)
この人が作り出した切なく響くチェロのメロディーがなければここまで感動しなかったかもしれません。
やっぱり音楽って重要だなあと思います。
音楽聴くだけで記憶がその時に戻りますからね。
引越し完了して落ち着いたらサントラ絶対買うぞ!と心に決めたのでした。
この作品に出会えた事に感謝です。
また観たいなあ~。
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