天女が舞い降りた瞬間
6月8日は米原で早乙女太一の『蒼伝説』を観てきました。
いったいこの舞台で何があるのか全くしらず、ひたすら踊るのか?と思ってたのですが、始まって普通にお芝居があったので驚きました。
第1部は芝居、第2部は舞踊ショーという2部構成でした。
第1部は『ナントカの千太郎(ナントカの部分がわからない)』という、渡世人の千太郎が生き別れになったお母さんと再会する所謂「お涙頂戴」系のお芝居でした。
めちゃめちゃシンプルでわかりやすい話で、涙もろいわたしはちょっと泣きました…。
立ち役の早乙女太一、これはこれで男前でした。
殺陣も動きにキレがあるしやっぱり芸歴長いんだなあと改めて思いました。
よく観る舞台なんかでも、剣で戦うシーンあるけど、大抵若手の俳優人はへっぴり腰だから、「観てられない…」っていうの多いし。。。
殺陣って運動神経いいからできますの世界じゃないんですよねえ。
刀や剣持った手首がふにゃふにゃなったりするしね。
一部が終わって化粧直しのために25分の休憩を挟んで第2部開始。
真っ暗になって幕が開いたらまぶしい光。
その光の中に美しい女性が1人。
早乙女太一登場〜〜なんですが、あまりにも美しくて一瞬呼吸止まったんですけど…
そして、その後心臓バクバク
やばすぎ…。想像以上にきれいなんですけど…。
天女が舞い降りたかのような美しさ。
あの色香はどこから出てくるんでしょう
前の日見た時は普通のイケメンだったんだけどかわるもんだねえ。
客席に向かって時々見せる妖艶な微笑みは、まさしく天女が誘惑しようとしてみせるそれでした。
目線の先に偶然自分がいたら魂ぬかれるかもです。
第2部の舞踊ショーが『蒼伝説』というものらしく、ストーリーがあるようですが、部分的に理解できたとは思うのですが、トータルではわかりませんでした。
ネットで探したけどあまり書いてなかった。
でも、意味なんてこの際どうでもいいです。
早乙女太一が美しければ~~
舞台が終わった後ロビーでは、「送り出し」と呼ばれるものがありました。
ロビーに劇団の座長さんと太一君が並んでお客様のお見送り。
大衆演劇、こんなのもあるんですね。。。
着物着てあんなに踊りまくって最後は笑顔でお見送り。
役者さん大変だわ。
けど、こういう役者さんと観客との距離の近さがファンの心を捕らえて放さないんでしょうね~。
ま、当然太一君と観客との距離はかなりありましたが。
ロープ張られてかなり向こうでにっこり微笑み「ありがとうございました」とおっしゃってました。
ほんと、お疲れ様~。
これから毎日会場変わるもんね。
身体に気をつけて下さいね。。。
観劇最中、席が少し遠くて、段差がなくて超観づらいし、前の席のおばさんが当然のごとく「前ノメラー」だし、ペラペラしゃべるしで途中何度かイライラ。
これってありなの!?と思ったのが、「太一」と書いたハチマキ巻いてうちわにペンライト持ってる人がいたこと。
大衆演劇初めてのわたしの中で、大衆演劇とはこういうものなんだというのが決定づけられました(笑)
ま、こういうものって思ってしまえば、それはそれで楽しめるものです。(たぶん…)
今まで体験したことのないカルチャーでしたね。
あと、観劇中音響が悪くて音がうるさすぎで気分が悪くなってしまいました。
あそこまで音大きくしなくてもいいだろうに。。。
昨日の夜まで耳鳴り残ってる感じがしました。
選曲は悪くないと思いましたが、次から次へと流れてくるので何の曲が使われているのかほとんど覚えてません。
姫神の『めぐり逢う星の夜』(これはすごく好きな曲でした)とかフランス映画DIVAで流れてたオペラの曲(曲名忘れた…)とか色々。
不思議に思ったり気分悪くなったりしましたが、初早乙女太一の女形はそんなものを帳消しにするほど、あでやかでこの世のものとは思えないくらい美しかったです。
ちなみに、一緒に行った両親は、前回のオセローが素晴らしすぎたらしく、反応はまあまあといった感じでした。
蜷川さんのおかげで、両親を喜ばせるハードルが高くなってしまったようです(泣)
何見せても、『世界の蜷川さん』と比べられちゃう…。
つうか、ジャンルが違うのだよ…。
蜷川さん、お願いです。
両親が感動しそうなシェイクスピアを大人な役者陣でまた演出してください。
よろしくお願いしますm(_ _)m(ここでお願いしても意味がないとは思う…)
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